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【次】🔗🔉

【次】 6画 欠部 [三年] 区点=2801 16進=3C21 シフトJIS=8E9F 《常用音訓》シ/ジ/つぎ/つ…ぐ 《音読み》 ジ/シ〈c〉 《訓読み》 つぎ/つぐ/つぎに/ついで/やどる/とまる 《名付け》 ちか・つぎ・つぐ・ひで・やどる 《意味》 {名}つぎ。並んだもののうち、はじめのもののつぎ。「次年」「敢問其次=アヘテソノ次ヲ問フ」〔→論語{動}つぐ。第一のものの下に位する。また、第一のもののあとに続く。「君又次之=君マタコレニ次グ」「相次去世=アヒ次イデ世ヲ去ル」 {副}つぎに。ついで。そのあとに続いて。「次叙病心=次ニ病ム心ヲ叙ス」〔→白居易{名}順序。「序次」「班次(並べた順序)」「以次進至陛=次ヲモッテ進ミ陛ニ至ル」〔→史記{単位}物事の回数・度数を数えるときのことば。また、物事の順序をあらわすことば。「数次(数回)」 {名}ある行為をしたとき。そのさい。「参内之次サンダイノジ(宮中にまいったとき)」 ジス{動}やどる。とまる。もと、軍隊がざっと部署をととのえて宿営する。また、旅の間に一日だけとまる。「旅次(宿屋。また、旅の途上)」「師退次于召陵=師退キテ召陵ニ次ル」〔→左伝{名}星のとまる星座。また広く物のやどる場所。「胸次(むねのところ)」「席次(席のある所)」 「造次」とは、そそくさと物をかたづけたり、あつらえたりすることから、あわただしい短時間のこと。 《解字》 会意。「二(並べる)+欠(人が体をかがめたさま)」で、ざっと身のまわりを整理しておいて休むこと。軍隊の小休止の意。のち、物をざっと順序づけて並べる意に用い、次第に順序をあらわすことばになった。 《単語家族》 茨シ(かや草をざっと並べる)資(ざっと並べて整えた材料)などと同系。 《類義》 →番 《異字同訓》 つぐ。 次ぐ「事件が相次ぐ。富士山に次ぐ山。取り次ぐ。次の間」継ぐ「布を継ぐ。跡を継ぐ。引き継ぐ。継ぎ目。継ぎを当てる」接ぐ「木を接ぐ。骨を接ぐ。接ぎ木」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2345 での単語。