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【烏】🔗🔉

【烏】 10画 火部  区点=1708 16進=3128 シフトJIS=8947 《音読み》 ウ/オ(ヲ)/ウ〈w〉 《訓読み》 からす/いずくんぞ(いづくんぞ) 《意味》 {名}からす。ああとなくからす。▽からすの子は、大きくなると、親にえさを与えて恩を返すので、孝鳥ともいう。「烏鴉ウア(からす)」「烏鵲ウジャク」「誰知烏之雌雄=誰カ烏ノ雌雄ヲ知ランヤ」〔→詩経{形}黒い。▽からすが黒いことから。「烏帽ウボウ(黒いぼうし)」 「烏乎アア」とは、アハーという感嘆の声をあらわす。古代漢語では・a haと発音した。〈同義語〉烏呼・嗚呼。 {名}太陽。▽中国では、太陽の中に三本足のからすがいるという伝説があったことから。「烏兔ウト(からすのいる太陽と、うさぎのいる月)」 {副}いずくんぞ(イヅクンゾ)。安…・悪…などと同じで「どうして」「なぜ」などの意の疑問や反問をあらわす。「烏有=烏クンゾ有ランヤ」「遅速有命、烏識其時=遅速命有リ、烏クンゾソノ時ヲ識ラン」〔→漢書〕 《解字》 象形。からすを描いたもの。アと鳴く声をまねた擬声語。 《単語家族》 鴉もまた鳴き声をとった語で、烏と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

漢字源 ページ 2716 での単語。