複数辞典一括検索+

【王】🔗🔉

【王】 4画 玉部 [一年] 区点=1806 16進=3226 シフトJIS=89A4 《常用音訓》オウ 《音読み》 オウ(ワウ)〈wng・wng〉 《訓読み》 きみ/おう(わう) 《名付け》 き・きみ・たか・わ・わか 《意味》 {名}きみ。偉大な統率者。君主。▽周代までは天下を統率する君主の称号だったが、春秋戦国時代には、呉王夫差フサ、梁リョウの恵王のように、諸侯も称するようになった。〈類義語〉→皇オウ/コウ{名}秦シン・漢の時代には、君主を皇帝というのに対して、皇帝の親族のこと。▽王族で地方に封ぜられた者を〜王という。「王室」「王族」「中山王」 {名・形}覇ハ(力による統一)に対して、徳によって天下をおさめること。また、そのさま。 {形}上流のおかたという意味を含んだ尊称。ひいては、たんなる尊敬・親愛の意をあらわすことば。「王父(あなたのおとうさま)」「王孫(お若いかた)」 {名}実力・権力などがすぐれていて最高位の人。「魔王」 オウタリ{動}王となる。▽去声に読む。「王之不王、不為也=王ノ王タラザルハ、為サザルナリ」〔→孟子〕 〔国〕天皇の子のこと。また、五世(現在は三世)以内の皇族の男子のこと。その方面で、実力のいちばん上の者。「打撃王」「百獣の王」おう(ワウ)。将棋の駒の一つ。王将のこと。 《解字》 会意。「大+―印(天)+―印(地)」で、手足を広げた人が、天と地の間にたつさまを示す。あるいは、下が大きく広がった、おのの形を描いた象形文字ともいう。もと偉大な人の意。 《単語家族》 旺オウ(さかん)汪オウ(ひろく大きい)などと同系。 《類義》 皇は、もと初代の偉大な王との意で、王と皇とは同系だが、のち皇の格があがり、王の格が下がった。帝は、天下のもとじめ(締)のこと。君は、人々に号令しておさめる王。公は、五等爵の第一位で、転じて長老のこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

漢字源 ページ 2849 での単語。