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【偃】🔗🔉

【偃】 11画 人部  区点=4880 16進=5070 シフトJIS=98EE 《音読み》 エン/オン〈yn〉 《訓読み》 ふせる(ふす)/たおれる(たふる)/やすめる(やすむ) 《意味》 {動}ふせる(フス)。からだを低くしてふせる。「偃息エンソク」「偃於邸舎=邸舎ニ偃ス」〔→枕中記{動}たおれる(タフル)。低くふせたおれる。「草上之風必偃=草コレニ風ヲ上フレバ必ズ偃ル」〔→論語{動}やすめる(ヤスム)。ふせる(フス)。道具を置いてひとやすみする。「偃武=武ヲ偃ス」 {動}土を押さえかためて水流をせきとめる。▽堰エンに当てた用法。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音エン)は「匚(かくす)+音符晏アンの異体字」の会意兼形声文字で、物を上から下へ低く押さえて姿勢を低くし、隠れること。偃はそれを音符とし、人を加えた字で、低く押さえること。 《単語家族》 按アン(上から下へと押さえる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 317 での単語。