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【側】🔗🔉

【側】 11画 人部 [四年] 区点=3406 16進=4226 シフトJIS=91A4 《常用音訓》ソク/かわ 《音読み》 ソク/シキ〈z・c〉 《訓読み》 かわ/かたわら(かたはら)/そばだてる(そばだつ)/そばめる(そばむ)/がわ(がは) 《意味》 {名}かたわら(カタハラ)。物のそば。わき。「側室」「子食於有喪者之側=子喪有ル者ノ側ニ食ス」〔→論語{動}そばだてる(ソバダツ)。そばめる(ソバム)。片方に寄せる。またかたむける。「側目=目ヲ側ム」 {動}そばだてる(ソバダツ)。耳や盾など、ねているものをたてておこす。▽かたよせるの意から。「側其盾以撞=其ノ盾ヲ側ダテテ以テ撞ク」〔→史記{形}正面からはずれて片すみにあるさま。かたよっているさま。〈同義語〉→仄。「側地(へんぴな所)」 {名}永字八法の一つ。 〔国〕がわ(ガハ)。あい対するものの一方。…のほう。 《解字》 会意兼形声。則は「鼎カナエの略形+刀」の会意文字で、食器の鼎のそばに食事用のナイフをくっつけたさま。則が接続詞や法則(ひっついて離れないおきて)の意に転用されたため、側の字がその原義をあらわすようになった。側は「人+音符則」で、そばにくっつければ一方にかたよることから、そば、かたよるの意をあらわす。 《類義》 →傾 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 325 での単語。