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【傾】🔗🔉

【傾】 13画 人部 [常用漢字] 区点=2325 16進=3739 シフトJIS=8C58 《常用音訓》ケイ/かたむ…く/かたむ…ける 《音読み》 ケイ/キョウ(キャウ)〈qng〉 《訓読み》 かたむく/かたむける(かたむく) 《名付け》 かたぶ 《意味》 {動・形}かたむく。水平または垂直を保たず、斜めに型や>型の鋭角をなす。また、そのさま。〈類義語〉→側→仄ソク。「傾斜」 {動}かたむく。中立の状態から左右どちらかにかたむく。▽訓の「かたむく」は、「かた(片)+むく(向く)」から。「傾向」「杯尽壺自傾=杯ハ尽キ壺モ自ラ傾ク」〔→陶潜{動・形}かたむける(カタムク)。たっているものを斜めにして倒す。また、そのさま。「傾覆」「傾陥(人を倒しておとしいれる)」 {動}かたむける(カタムク)。杯やとっくりを、横にして酒をついで飲む。「往往取酒還独傾=往往酒ヲ取リテ還タ独リ傾ク」〔→白居易{動}かたむける(カタムク)。出し尽くす。斜めにして器の中をからにすることから。「傾身破産=身ヲ傾ケ産ヲ破ル」 《解字》 会意兼形声。頃ケイは「頁(あたま)+化(かわる)の略体」の会意文字で、頭を妙なぐあいにまげ、垂直の状態から変化させるの意を示す。傾は「人+音符頃」。頃が田畑の単位に転用されたため、傾の字でその原義(かたむく)をあらわした。→頃 《単語家族》 圭ケイ(型の玉器)掛(型にかける)と同系。 《類義》 側ソク・仄ソクは、左か右のどちら側かに寄ってくっつくこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 339 での単語。