【紂】

9画 糸部
区点=6901 16進=6521 シフトJIS=E340
《音読み》 チュウ(チウ)

/ジュウ(ヂウ)

〈zh

u〉
《訓読み》 しりがい
《意味》

{名}しりがい。馬の尻シリにかけて、くらを引きしめるひも。

{名}人名。殷インの最後の王。名は辛シン、また、受。前一〇三〇年ごろ、周の武王に滅ぼされた。ぜいたくにふけり、暴虐の行いがあったという。夏カの桀ケツとともに暴君の代表とされる。
《解字》
会意兼形声。肘チュウは、引きしめるようにひじを曲げること。紂は「糸+音符肘の略体」で、ぐっと引きしめるひも。
《単語家族》
肘と同系。
《熟語》
→下付・中付語
→主要人名