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【脂】🔗🔉

【脂】 10画 肉部 [常用漢字] 区点=2773 16進=3B69 シフトJIS=8E89 《常用音訓》シ/あぶら 《音読み》 シ〈zh〉 《訓読み》 あぶら/あぶらさす/べに 《意味》 {名}あぶら。きめ細かいあぶら肉。動物の皮下につまったあぶら。転じて、こってりしたあぶら、やに。〈類義語〉→油→膏コウ(白いあぶら肉)。「樹脂」「温泉水滑洗凝脂=温泉水滑ラカニシテ凝脂ヲ洗フ」〔→白居易{形}こってりしたあぶらのようにあぶらぎっているさま。「脂沢シタク」 シス{動}あぶらさす。あぶらをぬる。 {名}べに。油でといたべに。口べにやほおべになど。「臙脂エンジ(べに)」「脂粉」 《解字》 会意兼形声。旨は「人+口(または甘)」の会意文字で、人の口にうまい、こってりした味のこと。脂は「肉+音符旨」で、こってりときめ細かに充実したあぶら肉のこと。→旨 《単語家族》 真(充実)や珍(きめ細かい)は、その語尾が転じたことば。緻密チミツの緻(きめ細かい)に最も近い。 《類義》 →膩 《異字同訓》 あぶら。 →油 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3619 での単語。