複数辞典一括検索+

【苟】🔗🔉

【苟】 8画 艸部  区点=7181 16進=6771 シフトJIS=E491 《音読み》 コウ/ク〈gu〉 《訓読み》 かりそめ/いやしくもする(いやしくもす)/かりそめにする(かりそめにす)/まことに/いやしくも 《意味》 {形・副}かりそめ。とりあえず小さくまるめて一時のまにあわせにするさま。また、いいかげんに当座をやりすごすさま。「苟安コウアン」「苟且コウショ」「苟全性命於乱世=苟ニ性命ヲ乱世ニ全ウス」〔→諸葛亮{動}いやしくもする(イヤシクモス)。かりそめにする(カリソメニス)。とりあえずまるめこむ。いいかげんにすませる。「一筆不苟=一筆モ苟モセズ」 {副}まことに。そのつどけりをつけて。ひと区切りずつ。「苟日新日日新=苟ニ日ニ新タニシテ日日ニ新タナリ」〔→大学{接続}いやしくも。もしも。万が一にも。「苟不志於仁=苟モ仁ニ志サズンバ」〔→孟子〕 《解字》 会意兼形声。句ク・コウは「勹(つつむ)+口」の会意文字で、小さく区切ってまるめこむこと。苟は「艸+音符句」で、とりあえず草でしばってまるめること。小さくまとめるの意を含む。▽敬の字の左の部分(キョク。ぐいと引きしめる)は別字。 《単語家族》 拘コウ(とらえこむ)区ク(小さく区切ってかこむ)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3739 での単語。