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【兮】🔗🔉

【兮】 4画 八部  区点=4934 16進=5142 シフトJIS=9961 《音読み》 ケイ/ゲ〈x〉 《意味》 {助}主語や文のあとにつけて、感嘆や強調の語気をあらわす助辞。▽訓読では普通は読まない。「福兮禍之所伏=福ハ禍ノ伏スル所」〔→老子〕「巧笑倩兮=巧笑倩タリ」〔→論語{助}「へい、ほい」という間拍子マビョウシの声をあらわす助辞。おもに「楚辞」や楚ソの調子をまねた歌に用いられた。▽訓読しない。「大風起兮雲飛揚=大風起コリ雲飛揚ス」〔漢高祖〕 {助}形容詞につく接尾辞。「乎」と同じ。「淵兮似万物之宗=淵トシテ万物ノ宗ニ似タリ」〔→老子〕 《解字》 会意。上部の八印と下部の上ってきた息が一印で止められたさまからなる字。その息が飛散するさまを示す。のどにつかえた息が、へい! と発散して出ることを意味する。 《熟語》 →下付・中付語

漢字源 ページ 401 での単語。