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【覆】🔗🔉

【覆】 18画 襾部 [常用漢字] 区点=4204 16進=4A24 シフトJIS=95A2 《常用音訓》フク/おお…う/くつがえ…す/くつがえ…る 《音読み》 フク〈f〉/フウ/フ/フク〈f〉//フウ/フク〈f〉 《訓読み》 くつがえる(くつがへる)/くつがえす(くつがへす)/かえる(かへる)/かえす(かへす)/おおう(おほふ) 《意味》 {動}くつがえる(クツガヘル)。くつがえす(クツガヘス)。うらがえしになる。また、うらがえしにする。〈類義語〉→伏。「顛覆テンプク(=転覆。ひっくりかえる)」「覆轍フクテツ」「覆手=手ヲ覆ス」 {動}かえる(カヘル)。かえす(カヘス)。もとにもどってやりなおす。〈同義語〉→復。「反覆(=反復)」「覆試(再試験)」 {動}くつがえる(クツガヘル)。くつがえす(クツガヘス)。ひっくりかえって、だめになる。転じて、滅びる。滅ぼす。「全軍覆滅(全軍が完敗する)」 {動}おおう(オホフ)。うつぶせにしてかぶせる。〈類義語〉→伏。「覆蔵(かぶせて隠す)」「仁覆天下矣=仁ハ天下ヲ覆ヘリ」〔→孟子{名}ふせて隠した兵隊。伏兵。「君為三覆以待之=君、三覆ヲナシテモッテコレヲ待テ」〔→左伝〕 《解字》 会意兼形声。復の右側は、包みかぶさって二重になるようなぐあいに歩く、つまり復(もとにもどる、うらがえし)のこと。のち彳を加えた。覆は「襾(かぶせる)+音符復」で、かぶさってふせる、おおうの意。 《単語家族》 腹フク(はらわたを包んだはら)孚フ(おおいかぶさる)伏(かぶさってふせる)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 4024 での単語。