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【賦】🔗🔉

【賦】 15画 貝部 [常用漢字] 区点=4174 16進=496A シフトJIS=958A 《常用音訓》フ 《音読み》 フ〈f〉 《訓読み》 みつぎ/わかつ 《名付け》 ます 《意味》 フス{動・名}役所が人民にわりあてた労力や財物を強制的に徴用する。とりたてる。また、とりたて。「征賦」 {名}みつぎ。役所に財物を進上すること。また、その財物。みつぎもの。また、ねんぐ。「貢賦」 {名}役所が公の仕事のために、人民を徴発して使役すること。また、その人夫。夫役ブヤク。「賦役」「可使治其賦也=ソノ賦ヲ治メシムベキナリ」〔→論語{動・名}わかつ。わりあてる。あまねくくばる。また、わりあてられた持ち分。〈類義語〉→布→敷。「夫賦」「賦性」 フス{動}思うことをのべる。詩をつくる。「横槊賦詩=槊ヲ横タヘテ詩ヲ賦ス」〔→蘇軾{名}詩の六義(風・雅・頌ショウ・比・賦・興)の一つ。心に感じたことをそのまま詠じたもの。〔→詩経{名}韻文の文体の様式の名。四字・六字・七字などの対句を多く用いる。「東京賦」 《解字》 会意兼形声。武は「止(あし)+戈(ほこ、武器)」の会意文字で、敵を探し求めて、むりに進むの意味を含む。賦は「貝+音符武」で、乏しい財貨を、むりに探り求めること。▽詩をつくるという意味の場合は、布・敷(しきのべる、展開する)に当てて、自分の心情を敷きのべること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4257 での単語。