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【適】🔗🔉

【適】 14画 部 [五年] 区点=3712 16進=452C シフトJIS=934B 《常用音訓》テキ 《音読み》 テキ/シャク/セキ〈sh〉/テキ/チャク 《訓読み》 ゆく/とつぐ/かなう(かなふ)/たまたま/ただ 《名付け》 あたる・あつ・あり・かなう・かのう・まさ・ゆき・ゆく・より 《意味》 {動}ゆく。まっすぐにいく。まともに向かう。▽敵・嫡・啻と同義に用いた場合はテキ、それ以外はセキが正しいが、日本ではすべてテキと読む。「適帰(あるべき所にいく)」「子適衛=子衛ニ適ク」〔→論語{動}とつぐ。女性がとついでいく。〈類義語〉→嫁カ。「適人=人ニ適グ」 {形}心地よい。思いどおりの。「快適」「舒適ジョテキ」「適適然」 テキス{動・形}かなう(カナフ)。ぴたりとあう。まともに当たる。また、ぴったりとあてはまったさま。〈類義語〉→敵。「適意=意ニ適フ」「適当」 {副}たまたま。ちょうどよく。ぴたりと。「適雨=タマタマ雨ル」 {形・名}直系の。まともな。本格的な。直系、または正式の親属。▽まっすぐに血を引くことから、嫡テキ・チャクに当てた用法。「適子」「適室」 {副}ただ。ただそれだけ、の意をあらわすことば。▽啻・特・只(ただ…のみ)などに当てた用法。「不適三人=適ダ三人ノミナラズ」〔→国策〕 《解字》 会意兼形声。右側は、啻の変形したもので、一つにまとめる、まっすぐ一本になった、という意を含む。適はそれを音符とし、(足の動作)を加えた字で、まっすぐひとすじにまともに向かうこと。 《単語家族》 匹敵の敵(まともに向かう)と同系。 《類義》 →会→往 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4487 での単語。