複数辞典一括検索+

【遺】🔗🔉

【遺】 15画 部 [六年] 区点=1668 16進=3064 シフトJIS=88E2 《常用音訓》イ/ユイ 《音読み》 イ/ユイ〈y・wi〉 《訓読み》 わすれる(わする)/のこす/のこる/すてる(すつ)/おくる 《名付け》 おく 《意味》 {動・名}わすれる(ワスル)。置きわすれる。とりのこしていってしまう。わすれ物。「遺失」「遺忘」 {動・名}のこす。のこる。すてる(スツ)。あとにのこす。また、あとにのこる。置き去りにする。とりのこした物。とりこぼし。「遺言」「遺産」「拾遺(とりのこしたものをあつめる)」「遺公子糾不能死、怯也=公子糾ヲ遺テテ死スルコトアタハザリシハ、怯ナリ」〔→史記イス小便をもらす。「小遺殿上=殿上ニ小遺ス」〔→漢書{動}おくる。人にとどけてやる。▽饋に当てた用法。去声に読む。〈類義語〉→贈。「遺贈」「因遺戎韜一巻書=因ツテ戎韜一巻ノ書ヲ遺ル」〔→李賀{動}おくる。与えてくれる。プラスしてくれる。▽去声に読む。 「遺遺イイ」とは、長くあとをひくさま。また、斜めにずれて続くさま。 《解字》 会意兼形声。「+音符貴(盛りあがって目だつ)」。物をのこしてたち去り、その物がむっくりと目だつことをあらわす。おくるの意に用いるのは、饋のあて字。 《類義》 →贈 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4490 での単語。