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【雖】🔗🔉

【雖】 17画 隹部  区点=7413 16進=6A2D シフトJIS=E5AB 《音読み》 スイ〈su〉 《訓読み》 いえども(いへども)/これ/ただ 《意味》 {接続}いえども(イヘドモ)。たとえこうだとしても。たとえ…するにせよ。…とはいうものの。〈類義語〉仮令・使。「雖然=然リト雖モ」「回雖不敏、請事斯語矣=回不敏ナリト雖モ、請フコノ語ヲ事トセン」〔→論語{助}これ。ただ。さし示して強調をあらわすことば。〈同義語〉→惟→維→唯。「雖悔可追=雖ダ悔イテノミ追フベシ」〔→書経{名}とかげの一種。 《解字》 形声。「虫の形+音符隹スイ」で、もと、虫の名であるが、ふつうは惟(これ)や維(これ)などの指さすことばに当て、条件をもち出して、「こうだとしても」と、それを強く指定することによって、仮定の意をあらわす。現代語で、指定のことば「就是」を用いて仮定をあらわすのに似た用法。また、雖は、既存の条件をさすのにも用いる。 《類義》 仮令や使は、仮空の条件を設定するさいにだけ用いる。 《熟語》 →下付・中付語

漢字源 ページ 4816 での単語。