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【零】🔗⭐🔉
【零】
13画 雨部 [常用漢字]
区点=4677 16進=4E6D シフトJIS=97EB
《常用音訓》レイ
《音読み》 レイ
/リョウ(リャウ)
〈l
ng〉
《訓読み》 しずく(しづく)/おちる(おつ)
《意味》
{名}しずく(シヅク)。清らかな水玉。
{動・形}おちる(オツ)。雨つぶやしずくがおちる。また、物がしずくの垂れるようにおちるさま。「零落」「零雨其濛=零雨ソレ濛タリ」〔→詩経〕「零露濃濃=零露濃濃タリ」〔→詩経〕
{動・形}おちる(オツ)。おちぶれる。しおれる。さびれたさま。▽去声に読む。「零落」「零散」
{形}欠けていて小さい。また、欠けていて少ない。「零砕」「零余(わずかなあまり)」「零本」
{数}数で、実数のないことをあらわすことば。ゼロ。「零点」「一百零二(一〇二)」
「零丁レイテイ」とは、ひっそりとおちぶれて、ひとりぼっちであるさま。「零丁孤苦、至於成立=零丁孤苦ニシテ、成立ニ至ル」〔→李密〕
「先零センレン」とは、中国西北に住む羌キョウ族の一派の名。▽レン((平)先韻)と読む。
《解字》
会意兼形声。令は、清らかなお告げのことで、清らかで冷たい意を含む。零は「雨+音符令」で、清らかなしずくのこと。また「雨+○印三つ(水玉)」とも書く(靈の上部と同じ)。小さな水玉のことから、小さい意となった。
《単語家族》
冷レイ(清らかな氷)
霊レイ(清らかなみこ)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語












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