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【剖】🔗🔉

【剖】 10画 リ部 [常用漢字] 区点=4322 16進=4B36 シフトJIS=9655 《常用音訓》ボウ 《音読み》 ボウ/ホウ/フ〈pu〉 《訓読み》 さく/わかれる(わかる)/さける(さく) 《意味》 {動}さく。二つに切りわける。〈対語〉→合。〈類義語〉→判。「解剖」「剖之以為瓢=コレヲ剖キテモッテ瓢ト為ス」〔→荘子{動}わかれる(ワカル)。さける(サク)。二つにわかれる。割れる。「天地剖判=天地剖判ス」〔→史記{動}黒と白、善と悪とをわけて判定する。「剖断」「剖析」 《解字》 会意兼形声。左側の字(音ホウ)は、否の変形で、拒否し、背を向け、離れる意を含む。剖はそれを音符とし、刀を加えた字で、刀で切って二つにし、背中あわせに分離させること。 《単語家族》 倍(二つにわける→個数がばいになる)と同系。また、北(背中あわせ、そむく)や、背とも縁が近い。 《類義》 裂は、ずるずると細く小さく引きさくこと。解は、ばらばらに分解すること。劈ヘキは、左右に横に切りさくこと。割は、刃物で二つに切りさくこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 535 での単語。