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【博物志】🔗🔉

【博物志】 ハクブツシ〈書物〉一〇巻。晋シンの張華チョウカ(232〜300)の著。成立年代不詳。奇聞・伝説を記録したもの。神仙とか奇怪な人間および動物の話がおもで、古代の文献についての事実や民間伝説なども記してある。話はいずれも断片的で、文学的価値はほぼ同時代の『捜神記ソウジンキ』に及ばないが、著者の博学ぶりをうかがうには十分である。

漢字源 ページ 641 での博物志単語。