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【厭】🔗🔉

【厭】 14画 厂部  区点=1762 16進=315E シフトJIS=897D 《音読み》 エン(エム)/オン(オム)〈yn〉/ヨウ(エフ)〈y〉 《訓読み》 あきる(あく)/いとう(いとふ)/あくまで/おす/おさえる(おさふ) 《意味》 {動}あきる(アク)。有り余っていやになる。また、やりすぎていやになる。「学而不厭=学ンデ厭カズ」〔→論語{動}いとう(イトフ)。しつこくていやになる。もうたくさんだと思う。「厭世エンセイ」「人不厭其言=人、ソノ言ヲ厭ハズ」〔→論語{副}あくまで。とことんまで。「弟子厭観之=弟子、厭クマデコレヲ観ル」〔→荘子{動・形}おす。おさえる(オサフ)。上からおさえつける。上からかぶさったさま。〈類義語〉→圧オウ/アツ。「厭勝ヨウショウ」 {動}隠す。上から下のものをおおい隠す。 {動}悪夢や精霊に押さえられる。うなされる。〈類義語〉→圧。 《解字》 会意。厭の中の部分は熊の字の一部と犬とをあわせ、動物のしつこい脂肪の多い肉を示す。しつこい肉は食べあきていやになる。厂印は上からかぶさるがけや重しの石。厭は、食べあきて、上からおさえられた重圧を感じることをあらわす。 《単語家族》 壓(=圧。上からおさえつける)と同系。 《類義》 →忌 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 664 での単語。