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【忌】🔗🔉

【忌】 7画 心部 [常用漢字] 区点=2087 16進=3477 シフトJIS=8AF5 《常用音訓》キ/い…まわしい/い…む 《音読み》 キ/ゴ〈j〉 《訓読み》 いまわしい/いむ/いみ 《意味》 {動}いむ。心中にはっと抵抗を感じてきらう。〈類義語〉→嫌ケン→厭エン。「忌嫌キケン」「大為時宰所忌=大イニ時宰ノ忌ムトコロト為ル」〔→枕中記{動・形}いむ。よくないとして避ける。はばかる。いやな。いまわしい。〈類義語〉→諱キ。「忌憚キタン」 {名}いみ。あることをするとさしさわりがあるとして、そのことを避ける迷信。タブー。「禁忌」 {名}親の葬式。また、のち、先人の命日のこと。▽その日は生活を慎んで物いみすることから。「忌日」 {助}「詩経」で語調を整えるために添えたことば。〈同義語〉→其。「叔善射忌=叔ハ善ク射ル」〔→詩経〕 〔国〕「物忌モノイミ」とは、平安朝の陰陽道オンミョウドウで、たたりを恐れて特定の方角や日時などを避けたこと。 《解字》 会意兼形声。己キは、はっと目だって注意を引く目じるしの形で起(はっとたつ)の原字。忌は「心+音符己」で、心中にはっと抵抗が起きて、すなおに受け入れないこと。 《類義》 嫌ケンは、どこか不満に思うこと。厭エンは、余りすぎて、あきあきしていやなこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1588 での単語。