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【唐】🔗🔉

【唐】 10画 口部 [常用漢字] 区点=3766 16進=4562 シフトJIS=9382 《常用音訓》トウ/から 《音読み》 トウ(タウ)/ドウ(ダウ)〈tng〉 《訓読み》 から 《名付け》 から 《意味》 {名}王朝名。李淵リエンが隋ズイを滅ぼしてたてた。二十代二百九十年間(六一八〜九〇七)続き、後梁コウリョウに滅ぼされた。都は長安。李唐。 {名}王朝名。五代の一つ。李存勗リソンキョクが後梁コウリョウについでたてた。四代十四年で、後晋コウシンに滅ぼされた。「後唐コウトウ」ともいう。 {名}五代十国の一つ。李[ベン]リベンが五代の末にたてた国。三代三十九年で、宋ソウに滅ぼされた。「南唐」ともいう。 {名}上古の帝ギョウのこと。▽の姓を「陶唐氏」といったことから。「唐虞トウグ之際」〔→論語{動・形}口を大きく開いていう。大言する。大きく、なかみのないさま。「荒唐無稽コウトウムケイ」 {名}から。中国のこと。▽唐代は国威の輝いた時代なので、唐の滅亡後も外国では中国を唐といい、中世以降の中国人もまた唐人と自称することがある。▽「から」という訓は、韓カンのなまりという。「唐餐トウサン(中国料理)」「唐話トウワ(中国語)」「唐衣カラコロモ」 {名}つつみの上の道。▽塘に当てた用法。 {動・形}ぶらつく。とりとめのないさま。▽蕩に当てた用法。「唐子(=蕩子)」 《解字》 会意。「口+庚(ぴんとはる)」で、もと、口を張って大言すること。その原意は「荒唐」という熟語に保存されたが、単独ではもっぱら国名に用いられる。「大きな国」の意を含めた国名である。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物 →主要人名

漢字源 ページ 811 での単語。