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【啻】🔗🔉

【啻】 12画 口部  区点=5133 16進=5341 シフトJIS=9A60 《音読み》 シ〈ch〉 《訓読み》 ただ 《意味》 {副}ただ。ただそれだけ。〈同義語〉→只→祇。▽「不啻…」とは、「不但…」と同じで、たんに…だけではなくの意で、「ただに…のみならず」と訓読する。「不啻如自其口出=タダニソノ口ヨリ出ズルゴトキノミナラズ」〔→書経〕 《解字》 会意兼形声。帝は、もと三線を集めてただ一つに締めたさまを描いた象形文字で、締の意を含む。啻は、「口+音符帝」で、ただ一つに絞る意を含み、語気をあらわす副詞だから口偏を添えた。只(ただ一つ)とまったく同じ意に用いる。 《単語家族》 諦テイ(一つにまとめる)と同系。

漢字源 ページ 838 での単語。