複数辞典一括検索+

🔗🔉

【荒】 9画 艸部 [常用漢字] 区点=2551 16進=3953 シフトJIS=8D72 《常用音訓》コウ/あら…い/あ…らす/あ…れる 《音読み》 コウ(クウ)〈hung〉 《訓読み》 あらす/あれる(あらし)/すさむ/あらい(あらし)/あれる(ある)/あれ 《名付け》 あら・あらら・ら 《意味》 {動・形}あれる(アル)。あらい(アラシ)。土地に雑草がおい茂る。また、あれはててむなしいさま。「荒蕪コウブ」「荒涼」 {形・名}土地があれてみのりがない。また、みのりのないこと。不作や災害。〈対語〉→稔ネン→豊ホウ。「旱荒カンコウ(ひでりの災害)」「荒年」 {名}あれはてた土地。また、作物などが育たない辺地。辺境。「開荒(あれ地を開拓する)」「八荒(四方の辺境)」「荒域」 {動・形}すさむ。みのりをなくする。仕事をやめてある物事におぼれふける。「荒功(仕事のみのりをなくする)」「荒淫コウイン」「荒怠弗敬コウタイフッケイ(すさんださま)」〔→書経{形}さえぎるものがなく大きい。「荒大」「破天荒」 「荒唐」とは、中みがなくて、でたらめなこと。「老来事業転荒唐=老来事業転タ荒唐ナリ」〔→蘇軾「荒忽コウコツ」とは、意識がなくなりぼんやりすること。〈同義語〉慌惚。「意荒忽而流蕩兮=意荒忽トシテ流蕩ス」〔→楚辞〕 〔国〕あらい(アラシ)。乱暴なさま。あらあらしい。「荒武者アラムシャ」あれる(アル)。あれ。あばれさわぐ。さわぎ。また、暴風雨。「ひと荒れ来る」あれる(アル)。あれ。はだががさがさになる。「荒れどめ」 《解字》 会意兼形声。亡モウ・ボウは、ない、何も見えないの意。荒の下部の字(音コウ)は、何も見えないむなしい川。荒はそれを音符とし、艸を加えた字で、みのりの作物が何もない、むなしいの意。 《単語家族》 亡茫モウ・ボウ(何も見えない)妄モウ(でたらめ)などと同系。 《異字同訓》 あらい。荒い「波が荒い。気が荒い。金遣いが荒い」粗い「網の目が粗い。きめが粗い。仕事が粗い」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源で完全一致するの検索結果 1-1