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【屯】🔗🔉

【屯】 4画 屮部 [常用漢字] 区点=3854 16進=4656 シフトJIS=93D4 《常用音訓》トン 《音読み》 チュン〈zhn〉/トン/ドン〈tn〉 《訓読み》 たむろする(たむろす) 《名付け》 たむろ・みつ・むら・より 《意味》 {動}下につかえて出きらない。行き悩む。 {名}周易の六十四卦カの一つ。震下坎上シンカカンショウの形で、下に陽気がこもって出悩む意を含む。 {動}たむろする(タムロス)。ずっしりとむらがる。集まる。また、兵を集めてとどまる。「駐屯チュウトン」「屯田トンデン」 {名}人が集まった村落。 《解字》 会意。「―+屮(草の芽)」または「屮+・印」で、ずっしりと生気をこめて地上に芽を出そうとして、出悩むさま。―印は地面を、・印はこもる意を示す。▽春の字はもと「日+屯」と書き、生気の下にこもる季節のこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【屯田】🔗🔉

【屯田】 トンデン ふだんは農業に従事し、戦時にはその地方を守る兵。また、その制度。▽日本では、北海道の警備と開拓のため、明治初年から三十七年まで置いた。「屯田兵」官名。晋シン代以後置かれた徴税官。

【屯戍】🔗🔉

【屯戍】 トンジュ 兵が集まって守る。また、辺境の地を守る兵。〔→史記

【屯長】🔗🔉

【屯長】 トンチョウ 守備のために集まっている軍の長。営長。

【屯倉】🔗🔉

【屯倉】 トンソウ 諸国からおさめられた穀物を入れておく倉。ミヤケ〔国〕古代、諸国にあった皇室の御料地の収穫物をおさめておく倉。転じて、朝廷の直轄領。『屯家ミヤケ』

【屯営】🔗🔉

【屯営】 トンエイ 兵士が集まっている所。『屯衛トンエイ・屯所トンショ』

【屯蹇】🔗🔉

【屯蹇】 チュンケン 物事が思うようにいかず悩み苦しむ。『屯険チュンケン・屯困チュンコン・屯難チュンナン』

漢字源 ページ 1337