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【五更】🔗🔉

【五更】 ゴコウ 日没から夜明けまでの一夜を五等分したもの。初更・二更・三更・四更・五更にわかれる。五更の一つ。日没から夜明けまでの時間を五つにわけたその五番めの時間。戊夜ボヤ。『五鼓ゴコ』

【五言】🔗🔉

【五言】 ゴゴン・ゴゲン 仁・義・礼・知・信の五つの徳にかなったことば。漢詩で、一句が五字(五音節)からなるもの。

【五言古詩】🔗🔉

【五言古詩】 ゴゴンコシ 漢詩の一形式。一句が五字からなり、句数・韻が一定していない。『五古ゴコ』

【五言律詩】🔗🔉

【五言律詩】 ゴゴンリッシ 漢詩の一形式。一句が五字で八句からなり、第三句と第四句、第五句と第六句とがそれぞれ対句になる。『五律ゴリツ』

【五言絶句】🔗🔉

【五言絶句】 ゴゴンゼック 漢詩の一形式。一句が五字で四句からなり、第二句・第四句の句末に韻をふむ。『五絶ゴゼツ』

【五車之書】🔗🔉

【五車之書】 ゴシャノショ〈故事〉五台の車に積むほどの多くの書物。多くの蔵書のこと。▽中国の戦国時代の恵施が、いろいろなことを学び、たくさんの書物を持っていたという故事から。〔→荘子

【五声】🔗🔉

【五声】 ゴセイ 中国の音楽で、音階をなす五つの音。宮・商・角・徴チ・羽のこと。『五音ゴイン・ゴオン』

【五体】🔗🔉

【五体】 ゴタイ 漢方医術で、からだの五つの要素。筋・脈(血管)・肉・骨・毛皮(皮膚)のこと。からだの五つの部分。頭・両手・両足のこと。また、頭・首・胸・手・足のこと。全身。五つの書体。(イ)篆テン・八分ハツブン・真・行・草のこと。(ロ)古文・大篆ダイテン・小篆・隷書・草書のこと。

【五体投地】🔗🔉

【五体投地】 ゴタイトウチ〔仏〕両手・両足・頭を地につけてする最もていねいな礼。

【五里霧中】🔗🔉

【五里霧中】 ゴリムチュウ〈故事〉物事の手がかりがなく、方針・手段に迷うこと。▽後漢の張楷チョウカイが道術によって五里四方にわたる霧をおこしたという故事から。〔→後漢書〕。

漢字源 ページ 137