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【彼此】🔗🔉

【彼此】 ヒシ かれとこれ。あのこととこのこと。また、あちらとこちら。「去住彼此無消息=去住彼此消息無シ」〔→杜甫カレコレ〔国〕いろいろと。とやかく。おおよそ。「彼此六時」

【彼我】🔗🔉

【彼我】 ヒガ 彼と我。相手がわと自分のがわ。

【彼岸】🔗🔉

【彼岸】 ヒガン 向こう岸。対岸。〔仏〕悟りの世界。涅槃ネハンの世界。▽煩悩ボンノウを川の流れにたとえ、現世を此岸シガン(こちらがわの岸)とし、悟りの浄土を彼岸(向こう岸)とする。「到彼岸」〔仏〕春分と秋分の日を中日として、その前後三日ずつ、あわせて七日間のこと。〔仏〕「彼岸会ヒガンエ」の略。彼岸の七日間に行う仏事。

【彼誰時】🔗🔉

【彼誰時】 カワタレドキ〔国〕夜明け方。また、夕暮れ。▽薄暗くて、「彼は誰」か、わからない時刻の意。

【知彼知己百戦不殆】🔗🔉

【知彼知己百戦不殆】 カレヲシリオノレヲシレバヒャクセンアヤウカラズ〈故事〉敵と味方の実力や情勢をよく知っていれば、何回戦っても負けることはない。〔→孫子

【彿】🔗🔉

【彿】 8画 彳部  区点=5542 16進=574A シフトJIS=9C69 《音読み》 フツ/ホチ〈f〉 《意味》 「彷彿ホウフツ」とは、そうらしいがはっきりと見定めのつかないこと。また、よく似ていること。▽彿は髴フツと同じで、ふっとかきけすように見えなくなること。 《解字》 会意兼形声。「彳(いく)+音符弗フツ」で、手で払いのけるのを拂(=払)といい、ふっと、その場をよけていなくなるのを彿という。

漢字源 ページ 1535