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【悲秋】🔗🔉

【悲秋】 ヒシュウ 秋のけはいを感じて、もの悲しい気持ちになる。見るもの、触れるものすべてもの悲しく感じる秋の季節。「万里悲秋常作客=万里悲秋ツネニ客ト作ル」〔→杜甫

【悲風】🔗🔉

【悲風】 ヒフウ すさまじい風の音。秋の風。また、もの悲しさを感じさせる風。「但聞悲風蕭条之声=タダ悲風蕭条ノ声ヲ聞ク」〔→李陵

【悲恋】🔗🔉

【悲恋】 ヒレン 悲しみしたう。〔国〕悲しい結果に終わった恋愛。

【悲笳】🔗🔉

【悲笳】 ヒカ もの悲しい音色のする胡笳コカ(あし笛)。また、その音色。

【悲涼】🔗🔉

【悲涼】 ヒリョウ もの悲しくさびしい。

【悲運】🔗🔉

【悲運】 ヒウン〔国〕ふしあわせ。不運。

【悲愁】🔗🔉

【悲愁】 ヒシュウ 悲しみ憂える。

【悲傷】🔗🔉

【悲傷】 ヒショウ 悲しみ痛む。『悲痛ヒツウ・悲悵ヒチョウ・悲悼ヒトウ・悲愴ヒソウ』「物既老而悲傷=物スデニ老イテ悲傷ス」〔→欧陽脩

【悲嘆】🔗🔉

【悲嘆】 ヒタン =悲歎。悲しみ嘆く。『悲嗟ヒサ』

【悲歌】🔗🔉

【悲歌】 ヒカ 悲しみをうたってある歌。悲しんで歌う。〔→史記

【悲管】🔗🔉

【悲管】 ヒカン 悲しげに響く笛の音。

【悲酸】🔗🔉

【悲酸】 ヒサン 悲しく、いたましい。「生女勿悲酸=女ヲ生ムモ悲酸スル勿カレ」〔陳鴻〕『悲惨ヒサン・悲悽ヒセイ』

【悲慟】🔗🔉

【悲慟】 ヒドウ 悲しんで激しくなく。▽「慟」は、大声でなく。

【悲歓】🔗🔉

【悲歓】 ヒカン 悲しみとよろこび。「中年尤覚感悲歓=中年尤モ覚ユ悲歓ヲ感ズルヲ」〔→元好問

【悲劇】🔗🔉

【悲劇】 ヒゲキ 人間の不幸やみじめさを描いた劇。人生の悲惨な出来事。

【悲憤】🔗🔉

【悲憤】 ヒフン 悲しみ憤る。「悲憤慷慨コウガイ」

【悲観】🔗🔉

【悲観】 ヒカン 〔仏〕人の苦難を救おうという心で、常に衆生シュジョウを観察すること。慈観。人生をすべて悲しく苦しいものと考える。また、そのような見方。物事のなりゆきがうまくいかないので、希望を持たず悲しむ。〈対語〉楽観。

【悲願】🔗🔉

【悲願】 ヒガン 〔仏〕仏・菩薩ボサツが衆生シュジョウを救うために誓いをたてること。阿弥陀アミダ四十八願、薬師十二願など。〔国〕必ず成し遂げようとする悲壮な願い。

漢字源 ページ 1628