【怡怡】 イイ 心配事がなく、心穏やかになごむさま。〔→論語〕「怡怡中堂笑＝怡怡タル中堂ノ笑ヒ」〔→李賀〕

【怡衍】 イエン よろこび楽しむ。『怡予イヨ』

【怡悦】 イエツ なごやかなよろこび。また、よろこぶ。▽「悦」も、よろこぶ。『怡懌イエキ』

【怡然】 イゼン なごやかによろこび楽しげなさま。「黄髪垂髫並怡然自楽＝黄髪垂髫、並ビニ怡然トシテミヅカラ楽シム」〔→陶潜〕

【怡暢】 イチョウ のんびりとなごむさま。

【怡顔】 イガン・カオヲヨロコバス 顔色をやわらげる。にこにこする。

【怏】 8画　部　 区点=5573　16進=5769　シフトJIS=9C89 《音読み》　オウ（アウ）／ヨウ（ヤウ）〈yng〉 《訓読み》　うらむ 《意味》 ｛形・動｝うらむ。心がうっとうしい。押さえつけられた感じがする。むかつく。「怏怏オウオウ」 《解字》 会意兼形声。央オウ・ヨウは、大（ひと）の首にわくをはめて押さえたさま。まん中を押さえてくぼめる意を含む。怏は「心＋音符央」で、上から押さえられた憂うつな感じのすること。→央 《単語家族》 英オウ（まん中のくぼんだ形の花）と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語