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【戒律】🔗🔉

【戒律】 カイリツ〔仏〕僧や尼が守らなければならない規律。五戒・十善戒・二百五十戒など。

【戒禁】🔗🔉

【戒禁】 カイキン 戒め。おきて。法度ハット。〔仏〕いっさいの悪をいましめて禁止する。戒律禁制。▽カイコンとも読む。

【戒慎】🔗🔉

【戒慎】 カイシン 気をはりつめて用心する。「是故君子戒慎乎其所不睹=コノ故ニ君子ハソノ睹ザル所ヲ戒慎ス」〔→中庸

【戒牒】🔗🔉

【戒牒】 カイチョウ〔仏〕僧や尼が出家して仏門にはいり、戒を受けたことを証明する書きつけ。

【戒壇】🔗🔉

【戒壇】 カイダン〔仏〕僧や尼に戒律をさずける式場。

【戒厳】🔗🔉

【戒厳】 カイゲン 敵に対してきびしく警戒する。特別の事態がおこったとき、行政権や裁判権を軍にゆだね、その兵力によって、全国または一地方を警備すること。▽その命令を「戒厳令」という。

【戔】🔗🔉

【戔】 8画 戈部  区点=5693 16進=587D シフトJIS=9CFB 《音読み》 セン/サン/ザン〈jin〉 《訓読み》 すくない(すくなし) 《意味》 {形}すくない(スクナシ)。小さい。また、すくない。「戔戔センセン(わずか)」 《解字》 会意。「戈(ほこ)+戈(ほこ)」で、刃物で削りに削って残りすくない意を示す。小さい、すくないの意を含む。 《単語家族》 殘(=残。わずかなのこり)淺(=浅。水が少ない→あさい)賤(財貨がすくない→いやしい)盞サン(小さいさかずき)などと同系。

【或】🔗🔉

【或】 8画 戈部  区点=1631 16進=303F シフトJIS=88BD 《音読み》 ワク/コク〈hu〉 《訓読み》 ある/あるいは/あるひと/まどう(まどふ) 《意味》 {指}ある。不定のものをさすことば。「或人アルヒト」「或日アルヒ」 {代}あるいは。あるひと。ある人が。「或謂孔子曰=或イハ孔子ニ謂ヒテ曰ハク」〔→論語{接続}あるいは。ある場合には。「或師焉、或不焉=或イハコレヲ師トシ、或イハシカセズ」〔→韓愈{副}あるいは。ひょっとしたら。「或其然=或イハソレ然ラン」 {動}ある(アリ)。〈類義語〉→有。「未之或知也=イマダコレ知ルアラザルナリ」〔→易経{動}まどう(マドフ)。狭い考えにとらわれて、まよう。▽惑ワクに当てた用法。「無或乎王之不智也=王ノ不智ニ或フコトナカレ」〔→孟子〕 《解字》 会意。「戈(ほこ)+囗印の地区」から成る。また囗印を四方から線で区切って囲んだ形を含む。ある領域を区切り、それを武器で守ることを示し、域や國コク(=国)の原字である。ただし一般には有にあて、ある者、ある場合などの意に用いる。或の原義は、のちに域の字であらわすようになった。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1747