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【捺】🔗🔉

【捺】 11画 部 [人名漢字] 区点=3872 16進=4668 シフトJIS=93E6 《音読み》 ナツ/ナチ/ダツ〈n〉 《訓読み》 おす/おさえる(おさふ) 《名付け》 とし 《意味》 {動}おす。おさえる(オサフ)。上から下へじりじりとおしつける。おさえる。〈類義語〉→按アン。「捺印ナツイン(印章をおす)」「捺染ナッセン(模様を印型でおしつけたきれ地)」「捺頭遣小心=頭ヲ捺ヘ小心ナラシメヨ」〔→寒山{名}筆法の一つ。筆でじりじりとおさえつつ、右斜め下へ引く書き方。 《解字》 会意兼形声。奈ナイは、柔らかい、からなしのこと。捺は「手+音符奈」で、柔らかくじりじりとおしつける動作。▽難ナン(じりじりのしかかる災難)は、捺ナツの語尾が転じたことば。 《熟語》 →下付・中付語

【捻】🔗🔉

【捻】 11画 部  区点=3917 16進=4731 シフトJIS=9450 《音読み》 ジョウ(デフ)/ニョウ(ネフ)/ネン(ネム)/デン(デム)〈ni〉〈nin〉 《訓読み》 ひねる 《意味》 {動}ひねる。指の先をすりあわせてひねる。ねじる。〈同義語〉→拈ネン→撚ネン。「捻鬚=鬚ヲ捻ル」 {名}指先でひねったこより。「紙捻シネン(こより)」 《解字》 会意兼形声。念ネンは「心+音符今(ふさぐ)」からなり、口をふさぎ、もぐもぐと口をねばらせて唸ウナること。捻は「手+音符念」で、手のひらをふさぎ指先をねちねちとねばっこくして、ひねること。▽念と同音に読むのは俗音。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1877