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【放免】🔗🔉

【放免】 ホウメン 束縛を解く。罪を許して釈放すること。「無罪放免」刑事被告人の拘留を解くこと。ホウベン〔国〕昔、罪を許された者で検非違使ケビイシ庁に使われていた身分の卑しい者。▽ホウメンともよむ。

【放春】🔗🔉

【放春】 ホウシュン のびのびした春のこと。ハルヲハナツ春になって花が咲き、草木が芽をふくこと。「雨過暁開簾、一時放春入=雨過ギテ暁ニ簾ヲ開ケバ、一時ニ春ヲ放チテ入ラシム」〔→高啓

【放神】🔗🔉

【放神】 ホウシン 束縛されていた心を自由気ままにする。

【放胆】🔗🔉

【放胆】 ホウタン 大胆に事を行うこと。

【放胆文】🔗🔉

【放胆文】 ホウタンブン 文法や字句などにはあまり気を遣わずに大胆に書いた文章。▽宋ソウの謝畳山が「文章軌範」を編集して、古今の文章を放胆文と、小心文とに分類した。

【放殺】🔗🔉

【放殺】 ホウサツ 君主を追放したり、殺したりすること。『放弑ホウシ』

【放恣】🔗🔉

【放恣】 ホウシ ほしいまま。気まま。『放肆ホウシ・放横ホウオウ・放佚ホウイツ・放逸ホウイツ』「諸侯放恣=諸侯ハ放恣ナリ」〔→孟子

【放射】🔗🔉

【放射】 ホウシャ 矢・鉄砲などをはなつ。一点から四方へ放出する。

【放逐】🔗🔉

【放逐】 ホウチク 追い払う。追放。

【放埒】🔗🔉

【放埒】 ホウラツ・ホウラチ〔国〕かって気ままにふるまうこと。また、気ままに道楽にふけること。放蕩ホウトウ。▽「埒」は、馬場の囲い。馬が囲いを飛び越えて馬場の外へ逃げ出すこと。

【放流】🔗🔉

【放流】 ホウリュウ 島流しにする。追放すること。遠島。〔→史記〔国〕河川や海に稚魚などを放すこと。

【放浪】🔗🔉

【放浪】 ホウロウ ほうぼうさまよい歩くこと。流浪ルロウ。気ままにする。心のままにふるまう。「放浪形骸之外=形骸ノ外ニ放浪ス」〔→王羲之

【放情】🔗🔉

【放情】 ホウジョウ ほしいまま。気まま。

【放散】🔗🔉

【放散】 ホウサン 四方にまき散らすこと。また、四方に散ること。発散。わがまま。ほしいまま。

【放達】🔗🔉

【放達】 ホウタツ 気ままで物事にこだわらないこと。また、おうようで小事にこだわらないこと。〔→世説

漢字源 ページ 1943