【政令】 セイレイ 政治を行うための法律・命令。〔国〕法律の規定を実施するために内閣が制定する命令。

【政局】 セイキョク 政治の成り行きや、政界の情勢。『政情セイジョウ』

【政見】 セイケン 政治を行う者が持っている、政治についての意見。

【政事】 セイジ 政治上の事がら。〔→論語〕

【政事堂】 セイジドウ 唐代、中書省に設けられ、宰相が政務をとった所。今の内閣にあたる。

【政治】 セイジ 国家をおさめること。まつりごと。政治がよく行われること。〔→書経〕

【政所】 マンドコロ〔国〕検非違使庁のこと。親王・摂政・関白家などで、家政・領地のことをつかさどった所。鎌倉・室町幕府の役所。「北の政所」の略。摂政・関白の妻、後には、大・中納言の妻を尊敬していうことば。

【政典】 セイテン 先王の政治に関する記録。〔→書経〕官吏の不正を正す政令。〔→周礼〕

【政府】 セイフ 政治を行う役所。国家の統治機関の総称。〔国〕内閣とそこに所属する行政機関。

【政客】 セイカク 政治家。

【政柄】 セイヘイ 政治を行う権力。『政権セイケン』「三世執其政柄＝三世ソノ政柄ヲ執ル」〔→左伝〕

【政変】 セイヘン 政治上の局面の変化。国家の最高責任者の交替のための混乱。

【政教】 セイキョウ 政治と教育。軍中の号令。政治と宗教。