【文月】 フミヅキ・フヅキ〔国〕陰暦七月の別名。

【文木】 ブンボク 役にたつりっぱな木。〔→荘子〕

【文友】 ブンユウ 詩・文によって結ばれた友。▽「論語」顔淵篇の「君子以文会友、以友輔仁＝君子ハ文ヲモッテ友ヲ会シ、友ヲモッテ仁ヲ輔ク」から。

【文目】 アヤメ〔国〕模様。色あい。物ごとの区別。

【文民】 ブンミン〔国〕軍人以外の一般の人。▽英語ｃｉｖｉｌｉａｎの訳語で、日本国憲法で使ったことば。

【文衣】 ブンイ あや模様のあるりっぱな着物。「皆衣文衣而舞康楽＝皆、文衣ヲ衣セテ康楽ヲ舞ハス」〔→史記〕

【文字】 モンジ・モジ 社会の習慣として、ことばを書きあらわすための符号。文字で書きしるしたもの。文章。

【文字獄】 モンジノゴク 書いた文章の責任を問われ、刑罰を受けること。

【文色】 アイロ〔国〕模様。物ごとの区別。

【文名】 ブンメイ 文章家としての評判。『文声ブンセイ』

【文吏】 ブンリ 文官。法律をつかさどる役人。

【文君】 ブンクン 周の文王のこと。漢代、蜀ショクの卓文君。美人。

【文芸】 ブンゲイ 学問と芸術。文学と芸術。文学。

【文言】 ブンゲン 「易経」の十翼の一つ。易経の中で最もたいせつな乾ケン・坤コンについて説明したもの。→「十翼」飾りだけで実のないことば。〔→韓非〕〔俗〕白話（口語）に対する文語のこと。モンゴン〔国〕手紙や文章の文句。

【文車】 フグルマ〔国〕室内で本を運ぶのに使う板張りの小さな車。

【文身】 ブンシン 入れ墨。〔→穀梁〕「銅鼓千撃文身踊＝銅鼓千撃文身踊ル」〔→白居易〕