【早旦】 ソウタン 朝早く。『早晨ソウシン』

【早行】 ソウコウ 朝早く出発すること。『早発ソウハツ』

【早成】 ソウセイ 早くできあがる。早くおとなびる。

【早老】 ソウロウ 年のわりに早く老人じみる。

【早秀】 ソウシュウ 早く出る芽や穂。転じて、小さい時から目立つすぐれた者のこと。

【早苗】 ソウビョウ 苗しろから田へ移し植えるころの稲の苗。さなえ。

【早夜】 ソウヤ 日が暮れてまもないころの夜。

【早急】 ソウキュウ・サッキュウ〔国〕すぐに。いそいで。

【早計】 ソウケイ 早まった考え・計画。

【早速】 サッソク〔国〕すぐに。

【早婚】 ソウコン 世間一般の結婚年齢より早めに結婚する。〈対語〉晩婚。

【早蛩】 ソウキョウ 初秋に鳴くこおろぎ。「早蛩啼復歇＝早蛩啼イテ復タ歇ム」〔→白居易〕

【早暁】 ソウギョウ 夜明け方。

【早朝】 ソウチョウ 朝早く。朝の政務。また、朝早く政務をとること。「従此君王不早朝＝此ヨリ君王ハ早朝セズ」〔→白居易〕

【早晩】 ソウバン 朝早くと、夜おそく。『早晏ソウアン』おそかれ早かれ。近いうち。いつか。朝晩。朝夕。近ごろ。昨今。

【早稲】 ソウトウ 早く実る稲。わせ。〈対語〉晩稲。

【早慧】 ソウケイ 幼少のときから賢いこと。『早恵ソウケイ』

【早熟】 ソウジュク 早く実る。〔国〕年のわりに早く身心が発達する。ませていること。『早生ワセ』

【旱】 7画　日部　 区点=5861　16進=5A5D　シフトJIS=9DDB 《音読み》　カン／ガン〈hn〉 《訓読み》　かわく／ひでり 《意味》 ｛動・名・形｝かわく。ひでり。天地がかわく。水分がなく、からからになる。天地がかわく状態。〈類義語〉→乾カン。「旱害カンガイ」「七八月之間、旱則苗槁矣＝七八月ノ間、旱カバ則チ苗槁レン」〔→孟子〕 ｛形｝陸の。地上の。〈対語〉→水。「旱路カンロ」 《解字》 形声。「日＋音符干」。 《単語家族》 乾（かわく）と同系。渇カツ（かわく）はその語尾が入声ニッショウ（つまり音）に転じたことば。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語