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【晏晏】🔗🔉

【晏晏】 アンアン おだやかなさま。やわらぐさま。

【晏起】🔗🔉

【晏起】 アンキ 朝おそく起床すること。朝寝坊する。〔→礼記

【晏眠】🔗🔉

【晏眠】 アンミン 朝おそくまで眠ること。朝寝坊すること。

【晏朝】🔗🔉

【晏朝】 アンチョウ 安らかにおさまっている朝廷。朝おそく朝廷に出る。

【晏寧】🔗🔉

【晏寧】 アンネイ =安寧。安らかなさま。「将朝聖皇、匪敢晏寧=将ニ聖皇ニ朝セントシ、アヘテ晏寧ニセズ」〔→曹植

【晏駕】🔗🔉

【晏駕】 アンガ 霊柩車が日が暮れてから出発する。天子の死をいう。▽一説に、天子の死を直接に出すことは臣下としてしのびないので、天子が晩になったら(=晏)馬車でお出ましになるだろう(=駕)と、遠まわしに述べたものともいう。〔→史記

【晏子春秋】🔗🔉

【晏子春秋】 アンシシュンジュウ〈書物〉八巻。著者・成立年代ともに不明。春秋時代、斉セイの晏嬰アンエイの言行を後人が記した書。戦国時代から漢にかけてまとめられたと考えられている。内篇は諫上下・問上下・雑上下の六編、外篇は上下二編から成り、内篇は斉の主君をいさめ、善政をしいた晏嬰の説話が中心となっていて、儒家的な内容を持つが、外篇には、葬喪を重んずる孔子の礼楽主義に対する批判の文章もあり、むしろ墨家に近い考えが見られ、また、当時としては珍しく一夫一婦制をとなえている。文章は名文のほまれが高い。『晏子』ともいう。

漢字源 ページ 2068