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【書史】🔗🔉

【書史】 ショシ 書物。「帰還閲書史、文字浩千万=帰リ還リテ書史ヲ閲レバ、文字ハ浩トシテ千万」〔→韓愈書物の歴史。書道の歴史。

【書生】🔗🔉

【書生】 ショセイ 学問をする若者。学生。世間知らずの学者。「書生只解弄口頬=書生ハ只ダ口頬ヲ弄スルコトヲノミ解クス」〔→高啓〔国〕他人の家に住みこんで、家事を手伝いながら学問をする人。

【書目】🔗🔉

【書目】 ショモク 書物の目録。図書目録。

【書伝】🔗🔉

【書伝】 ショデン 古人の書き伝えた書物。「書経」の注釈書。▽漢の孔安国の伝、伏生の大伝など。

【書局】🔗🔉

【書局】 ショキョク 官庁で書籍を編集する所。清シン代、官庁で書籍の刊行を担当した所。〔俗〕出版社。

【書不尽言】🔗🔉

【書不尽言】 ショハゲンヲツクサズ〈故事〉文章は、口で言いあらわす事がらを、じゅうぶんに書きあらわすことができない。〔→易経

【書佐】🔗🔉

【書佐】 ショサ 書き役。祐筆ユウヒツ。官名。漢代、州や郡に置かれた書記。

【書社】🔗🔉

【書社】 ショシャ 周代、二十五家を一里とし、一里に一社をたて、里の戸口、田地の段別などを記した帳簿を作りその社におさめたことをいう。▽二十五家の土地を書社地という。〔→史記

【書体】🔗🔉

【書体】 ショタイ 文字の書きぶり。『書風ショフウ』同じ文字のいろいろな書き方。楷書カイショ・行書ギョウショなど。

【書判】🔗🔉

【書判】 ショハン 唐代、官吏を選抜する科目。▽書法に巧みなことを「書」といい、文章の筋が通り、巧みに表現することを「判」といった。「書判全非弱、嫌身不得官=書判全ク弱レルニアラザルニ、身ノ官ヲ得ザルコトヲ嫌フ」〔→寒山カキハン〔国〕署名をした下に自筆で書く、その本人独自のしるし。花押カオウ。

【書帙】🔗🔉

【書帙】 ショチツ 数冊の書物をまとめて包むおおい。

【書法】🔗🔉

【書法】 ショホウ 文字の書き方。〈類義語〉筆法。

【書房】🔗🔉

【書房】 ショボウ =書坊。書斎。「書賈ショコ」と同じ。

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