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【木簡】🔗🔉

【木簡】 ボッカン・モッカン 古代、文字を書きつけた木のふだ。

【木鐸】🔗🔉

【木鐸】 ボクタク〈故事〉舌を木でつくった金属製の鈴。▽政治や教育に関する事がらを人民に知らせるときに振り鳴らしたという。世人を導く指導者のこと。「天将以夫子為木鐸=天マサニ夫子ヲモッテ木鐸ト為サントス」〔→論語

【木蘭】🔗🔉

【木蘭】 モクラン 木の名。もくれん科の落葉低木。もくれん。

【木蘭辞】🔗🔉

【木蘭辞】 モクランノジ 楽府ガフの名。木蘭という少女が男装して、父にかわって従軍し、無事帰還したことを歌ったもの。

【縁木求魚】🔗🔉

【縁木求魚】 キニヨリテウオヲモトム〈故事〉木によじ登って魚をさがし求める。目的に対して手段が見当違いであること。〔→孟子

【木下順庵】🔗🔉

【木下順庵】 キノシタジュンアン〔日〕〈人名〉1621〜98 江戸時代前期の朱子学者。名は貞幹サダマサ。京都の人。松永尺五セキゴに朱子学を学び、のち、徳川綱吉の侍講となる。その門下を木門といい、新井白石・室鳩巣ムロキュウソウらが出た。

【札】🔗🔉

【札】 5画 木部 [四年] 区点=2705 16進=3B25 シフトJIS=8E44 《常用音訓》サツ/ふだ 《音読み》 サツ/セチ〈zh〉 《訓読み》 ふだ/さつ/さね 《名付け》 さね・ぬさ・ふだ 《意味》 {名}ふだ。昔、文字を記すために使った薄い木のふだ。 {名}手紙。「信札(手紙)」「客従遠方来、遺我一書札=客遠方ヨリ来タル、我ニ一書札ヲ遺ル」〔→古詩十九首{名}上級の官吏から下級の官吏に向けられた公文書。 「夭札ヨウサツ」とは、若死にすること。「癘疾不降、民不夭札=癘疾クダラズ、民夭札セズ」〔→左伝「札札サツサツ」とは、(イ)せみの鳴き声の形容。(ロ)すきで田畑を耕すときの音の形容。(ハ)機を織るときの音の形容。 〔国〕ふだ。(イ)目じるし・証明のための紙・木・金属などの小片。「立て札」「表札」(ロ)神社や寺で出す守りふだ。さつ。紙幣。「千円札」さね。鉄または皮でつくった、よろいの材料の小板。 《解字》 会意。「木+おさえてとめるしるし」で、ピンやくぎでおさえてとめる木のふだをあらわす。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2150