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【残喘】🔗🔉

【残喘】 ザンゼン 残りの息。余命の少ない生命のこと。転じて、自分の年齢の謙称。

【残悶】🔗🔉

【残悶】 ザンモン かすかに残っている気の晴れぬ思い。「雲随残悶去=雲ハ残悶ニ随ヒテ去ル」〔→袁宏道

【残陽】🔗🔉

【残陽】 ザンヨウ 「残日」と同じ。夏の末になって衰えてきた陽気。

【残毀】🔗🔉

【残毀】 ザンキ 物を傷つけこわす。物が傷つけこわされる。『残壊ザンカイ』

【残暉】🔗🔉

【残暉】 ザンキ 夕日の光。『残照ザンショウ』「凝恨対残暉、憶君君不知=恨ミヲ凝ラシテ残暉ニ対シ、君ヲ憶ヘドモ君ハ知ラズ」〔→韋荘

【残滓】🔗🔉

【残滓】 ザンシ あとに残った残りかす。

【残傷】🔗🔉

【残傷】 ザンショウ そこない傷つける。けが。

【残賊】🔗🔉

【残賊】 ザンゾク きずつけたり殺したりする。道義にはずれた乱暴。また、そのような人。「順是故残賊生而忠信亡焉=コレニ順フ故ニ残賊生ジテ忠信亡ブ」〔→荀子うちもらされた賊。

【残夢】🔗🔉

【残夢】 ザンム 残りの夢。あけがた近くの浅い眠りのときに見る夢。「隣鶏残夢断、窓雨一灯深=隣鶏残夢断エ、窓雨一灯深シ」〔→呉偉業目が覚めてから後も続く夢ごこち。

【残酷】🔗🔉

【残酷】 ザンコク 思いやりがなくてむごたらしい。

【残魂】🔗🔉

【残魂】 ザンコン かろうじて生きている生命。死後も残っている霊魂。

【残暴】🔗🔉

【残暴】 ザンボウ むごくて、あらあらしい。残忍暴虐。

【残戮】🔗🔉

【残戮】 ザンリク きずつけてむごたらしく殺す。

【残骸】🔗🔉

【残骸】 ザンガイ 殺されて、すてておかれた死体。〔国〕役にたたないほど破壊されて残っている物。

【残樽】🔗🔉

【残樽】 ザンソン =残尊。酒が少し残っているたる。

【残霞】🔗🔉

【残霞】 ザンカ 消え残っている夕ばえ。

【残蝉】🔗🔉

【残蝉】 ザンゼン 秋の末まで生き残っていて鳴くせみ。『残蜩ザンチョウ』〈類義語〉秋蜩シュウチョウ。

【残瀝】🔗🔉

【残瀝】 ザンレキ 飲み残りの酒のしずく。『残滴ザンテキ』

【残鶯】🔗🔉

【残鶯】 ザンオウ 晩春に鳴くうぐいす。「残鶯一声春日長=残鶯一声春日長シ」〔→白居易

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