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【沈伏】🔗🔉

【沈伏】 チンブク 表面にあらわれない。志を得ないで世の中にうずもれる。

【沈吟】🔗🔉

【沈吟】 チンギン 思いにしずむ。考えこむ。「但為君故、沈吟至今=タダ君ノ為ノ故ニ、沈吟シテ今ニ至ル」〔→曹操かすかに口ずさむ。つぶやく。

【沈沈】🔗🔉

【沈沈】 チンチン 夜がしめやかにふけていくさま。「鞦韆院落、夜沈沈」〔→蘇軾静かなさま。水の深いさま。木がこんもりと茂っているさま。盛んなさま。

【沈没】🔗🔉

【沈没】 チンボツ 水中にしずんで見えなくなる。埋没して表面から消える。忘れられてしまうこと。

【沈荒】🔗🔉

【沈荒】 チンコウ 酒や女性におぼれて、すさむ。

【沈香】🔗🔉

【沈香】 チンコウ・ジンコウ 木の名。熱帯に産する香木。また、その木で製した香の名。「博山炉中沈香火=博山炉中沈香ノ火」〔→李白香料の名。

【沈香亭】🔗🔉

【沈香亭】 チンコウテイ 唐代、宮中にあった亭の名。玄宗が離宮の中に香木を用いて建てた。

【沈思】🔗🔉

【沈思】 チンシ・オモイニシズム じっくり物事を考えること。考えこむ。「沈思歓会処、恐作窮独叟=歓会ノ処ニ沈思スルニ、窮独ノ叟ト作リシカト恐ル」〔→杜甫

【沈重】🔗🔉

【沈重】 チンチョウ 落ち着いて、重々しい。物・病気などの程度が重いこと。

【沈勇】🔗🔉

【沈勇】 チンユウ 落ち着いていて勇気がある。

【沈浸】🔗🔉

【沈浸】 チンシン たっぷりひたる。学力の深いこと。〔→韓愈

【沈浮】🔗🔉

【沈浮】 チンプ 重いものと軽いもの。栄えたり衰えたりすること。浮沈。万物は自然の中で浮き沈みすることから、物の変化・生死にたとえる。〔→荘子変化が多いこと。〔→揚雄世間の浮きしずみの流れと同じくする。〔→史記

【沈埋】🔗🔉

【沈埋】 チンマイ しずめ埋める。「金剣已沈埋=金剣スデニ沈埋ス」

【沈冥】🔗🔉

【沈冥】 チンメイ 病気。ひっそりしている。うちしずんでいる。「時有沈冥子、姓白、字楽天=時ニ沈冥ノ子有リ、姓ハ白、字ハ楽天」〔→白居易チンミョウ〔仏〕生死の迷いにしずみ、仏法の根本がわからずいろいろな欲望にくらまされること。〔楞厳経〕

漢字源 ページ 2464