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【湘竹】🔗🔉

【湘竹】 ショウチク 湘江ショウコウのほとりに産するまだらの模様のある竹。▽帝舜シュンの死を悲しんで湘妃ショウヒの流した涙によって、竹がすべてまだらになったといわれ、涙竹・湘妃竹ともいわれる。「裁生羅、伐湘竹=生羅ヲ裁チ、湘竹ヲ伐ル」〔→李賀

【湘南】🔗🔉

【湘南】 ショウナン 湘江ショウコウの南の地方。〔国〕神奈川県南部相模サガミ湾沿いの海岸地帯。▽相模の国の南の方の意。「相」をの「湘」にかけたことば。

【湘流】🔗🔉

【湘流】 ショウリュウ 湘江ショウコウの流れ。「寧赴湘流、葬於江魚之腹中=寧ロ湘流ニ赴イテ、江魚之腹中ニ葬ラレン」〔→楚辞

【湘妃】🔗🔉

【湘妃】 ショウヒ〈人名〉帝尭ギョウのふたりの娘、娥皇ガコウと女英のこと。ふたりとも帝舜シュンの妃となったが、帝舜が行幸中に死んだことを聞き、ともに湘江ショウコウに身をなげて死んだ。のち湘江の神となったという。湘君ショウクン・湘娥ショウガとも。

【渫】🔗🔉

【渫】 12画 水部  区点=6256 16進=5E58 シフトJIS=9FD6 《音読み》 セツ/セチ〈xi〉 《訓読み》 さらう(さらふ)/もらす 《意味》 {動}さらう(サラフ)。水底のどろや、ごみを押しのけて除去する。「浚渫船シュンセツセン」 セッス{動}もらす。外へもらして出す。思いきり発散させる。興がさめてやめる。出しつくす。〈同義語〉→泄。「為歓未渫=歓ヲ為シテイマダ渫セズ」〔→曹植〕 《解字》 形声。右側の字が音をあらわす。泄セツが本字で、だらだらと横に押して出すこと。転じて、さらえること。 《熟語》 →下付・中付語

漢字源 ページ 2608