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【漲】🔗🔉

【漲】 14画 水部  区点=6293 16進=5E7D シフトJIS=9FFB 《音読み》 チョウ(チャウ)〈zhng・zhng〉 《訓読み》 みなぎる 《意味》 {動・形}みなぎる。水面がはりつめる。水かさがはってあふれる。また、そのさま。「巴山夜雨漲秋池=巴山ノ夜雨秋池ニ漲ル」〔→李商隠{動}ものが一面にあふれる。「暴漲ボウチョウ」 {動}〔俗〕ものの値段があがる。 《解字》 会意兼形声。「水+音符張(いっぱいにはる)」。▽今は上声に読む。 《熟語》 →熟語

【漲天】🔗🔉

【漲天】 チョウテン・テンニミナギル 天一面に広がる。

【滴】🔗🔉

【滴】 14画 水部 [常用漢字] 区点=3709 16進=4529 シフトJIS=9348 《常用音訓》テキ/しずく/したた…る 《音読み》 テキ/チャク〈d〉 《訓読み》 しずく/したたる/したたり 《意味》 {動}したたる。ひと所に集まったしずくが垂れ落ちる。〈類義語〉→呼レキ。「鋤禾日当午、汗滴禾下土=禾ヲ鋤キテ日ハ午ニ当タル、汗ハ滴ル禾下ノ土」〔李紳〕 {名}したたり。ひと所に集まって、ぽとりと落ちるしずく。「水滴」「点滴」 {単位}しずくを数えることば。 《解字》 会意兼形声。右側は、啻(一つにまとまる)の変形した字。滴はもと「水+音符啻テキ」。しずくはひと所に水が集まり、まとまったときにぽとりと垂れる。ひと所にまとまるの意を含んだことばである。 《単語家族》 摘(果物や花を手にとり、ひと所にまとめる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【滴血】🔗🔉

【滴血】 テッケツ したたる血。〈類義語〉瀝血レキケツ。血液を用いて親族を見わける法。親族同士の場合、血をいっしょに水中にたらすと凝結し、死者の骨にたらせばしみこむといわれる。六朝時代にはじまった。ほととぎす。また、その鳴き声。▽ほととぎすは、のどから血がしたたって死ぬまで泣くということから。

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