【煩乱】 ハンラン ごたごたとして乱雑なこと。煩雑。心がいらいらして乱れる。

【煩紆】 ハンウ うれいが心の中にわだかまる。

【煩苛】 ハンカ わずらわしくてやかましい。法律や注意などがこまかすぎてわずらわしいこと。

【煩冤】 ハンエン うるさくてめんどうである。いらいらともだえる。「新鬼煩冤旧鬼哭＝新鬼ハ煩冤シ旧鬼ハ哭ス」〔→杜甫〕

【煩悩】 ボンノウ〔仏〕人間の欲情から出る心の迷い。現象に執着する苦楽からおこる肉欲・激情・愚痴などの精神作用をいう。

【煩累】 ハンルイ わずらわしいかかりあい。

【煩悶】 ハンモン いらいらしてもだえる。こまごまと考えて悩むこと。

【煩想】 ハンソウ わずらわしいおもい。俗事に関したわずらわしいおもい。

【煩瑣】 ハンサ ごたごたしていてわずらわしい。『煩細ハンサイ・煩砕ハンサイ』

【煩雑】 ハンザツ 事がらが多くて、複雑であり、めんどうなこと。〈同義語〉繁雑。

【煩憂】 ハンユウ いらいらしてうれえる。

【煩縟】 ハンジョク わずらわしくてめんどうである。『煩冗ハンジョウ』〈同義語〉繁縟。

【煩簡】 ハンカン 煩雑と簡便。わずらわしいことと、てがるなこと。〈同義語〉繁簡。忙しいことと、暇なこと。〈同義語〉繁簡。

【煩擾】 ハンジョウ わずらわしくさわがしい。ごたごたと乱れていること。

【煩囂】 ハンゴウ わずらわしく、やかましい。

【煬】 13画　火部　 区点=6376　16進=5F6C　シフトJIS=E08C 《音読み》　ヨウ（ヤウ）〈yng〉 《訓読み》　あぶる／やく 《意味》 ｛動｝あぶる。やく。ものに火をあて、火熱をあげて、盛んに火を燃やす。物を火でやく。 ｛動｝金属をとかす。また、火であたためる。 《解字》 会意兼形声。「火＋音符昜ヨウ（日があがる、さかん）」。 《熟語》 →熟語 →主要人名