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【獄】🔗🔉

【獄】 14画 犬部 [常用漢字] 区点=2586 16進=3976 シフトJIS=8D96 《常用音訓》ゴク 《音読み》 ゴク/ギョク〈y〉 《訓読み》 ひとや 《意味》 {名}とげとげしくいがみあう裁判。うったえごと。「訟獄」「疑獄(疑いのもたれる裁判事件)」 {名}ひとや。かたくごつごつとかためたろうや。「牢獄ロウゴク」「獄吏」 ゴクス{動}裁判する。うったえる。 《解字》 会意。「犬+犬+言(かどだてていう)」で、二匹の犬が争うように、いがみあっていいあうことを示す。かたくとげとげしいの意を含む。 《単語家族》 嶽ガク(=岳。ごつごつした山)玉(かたい大理石)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【獄囚】🔗🔉

【獄囚】 ゴクシュウ ろうやに入れられている罪人。囚人。

【獄成】🔗🔉

【獄成】 ゴクセイ 裁判で犯罪事実をはっきりさせること。

【獄吏】🔗🔉

【獄吏】 ゴクリ 裁判所・ろうやの下級役人。『獄史ゴクシ・獄胥ゴクショ・獄掾ゴクエン』

【獄卒】🔗🔉

【獄卒】 ゴクソツ ろうやの番人。『獄丁ゴクテイ』

【獄法】🔗🔉

【獄法】 ゴクホウ 裁判の方法についての法律。

【獄房】🔗🔉

【獄房】 ゴクボウ ろうやの中の罪人のへや。

【獄門】🔗🔉

【獄門】 ゴクモン ろうやの門。〔国〕江戸時代の刑罰の一つ。死刑にした罪人の首をろうやの門の近くの木や、刑場の木の台にかけて人々に見せてさらす刑罰。さらし首。

【獄訟】🔗🔉

【獄訟】 ゴクショウ うったえ。訴訟。▽「獄」は、いがみあって争うこと。「訟」は、言い分を申したてて争うこと。「獄訟者不之丹朱而之舜=獄訟スル者ハ丹朱ニ之カズシテ舜ニ之ク」〔→史記

【獄窓】🔗🔉

【獄窓】 ゴクソウ ろうやの窓。ろうやの中。

【獄辞】🔗🔉

【獄辞】 ゴクジ 法廷で被告が自白したことば。判決書。

【獏】🔗🔉

【獏】 13画 犬部  区点=6451 16進=6053 シフトJIS=E0D1 《音読み》 バク/ミャク〈m〉 《意味》 {名}想像上の動物。銅・鉄を食い、また、人の悪夢を食うという。 {名}獣の名。形は犀サイに似て、木の芽や水草を食う。南アフリカ・マライ半島などにすむ。〈同義語〉→貘。 《解字》 会意兼形声。「犬+音符莫バク(実在しない)」。

漢字源 ページ 2839