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【百里奚】🔗🔉

【百里奚】 ヒャクリケイ〈人名〉春秋時代、虞グの重臣。字アザナは井伯セイハク。晋シンに敗れ、虞君とともに秦シンに送られた。百里奚は恥じて逃げ、楚ソ人に捕らえられたが、秦の穆公ボクコウは五匹の牡羊オヒツジの皮を楚人に与えて彼をゆずり受けたといわれる。のち、穆公に仕えて秦を強国にした。

【的】🔗🔉

【的】 8画 白部 [四年] 区点=3710 16進=452A シフトJIS=9349 《常用音訓》テキ/まと 《音読み》 テキ/チャク〈d・d〉 《訓読み》 まと/あきらか(あきらかなり) 《名付け》 あきら・まさ・まと 《意味》 {名}まと。はっきりと目だつようにかかげた目標。「弓的(弓のまと)」「目的」 {形}あきらか(アキラカナリ)。はっきりとわかるほどに目だっている。「的的」「小人之道、的然而日亡=小人ノ道ハ、的然トシテ日ニ亡ブ」〔→中庸{形}目標にあたるさま。また、物事の要点をついているさま。「的中」「的確」 {名}女がひたいにつける目だった飾り。たかまゆ。 {助}〔俗〕所属・修飾の関係をあらわすことば。…の。〈同義語〉→底。「我的書ウオダシュー(私の本)」 {助}〔俗〕…のもの、…したもの、…する人、などの意をあらわす助詞。「我的ウオダ(私のもの)」「買的マイダ(買ったもの)」「看門的カンメンダ(門番)」 〔国〕名詞につけて、「…のような」「…の性質をおびた」「…の状態である」などの意をあらわすことば。また、英語の‐ticの語釈にも当てる。「私的」「科学的」 《解字》 会意兼形声。勺シャクは、一部分を特にとり出すさまを描いた象形文字。的は「白+音符勺」で、一部分だけ特にとりあげて、白くはっきりと目だたせること。→勺 《単語家族》 杓シャク(一部だけ特にくみあげるしゃく)釣チョウ(魚だけを特に高く抜きあげてとる)擢テキ(特定の物だけを抜きあげる)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3013