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【秋水】🔗🔉

【秋水】 シュウスイ 秋におこる洪水。「秋水時至、百川灌河=秋水時ニ至リ、百川河ニ灌グ」〔→荘子秋の澄みきった水。「江湖秋水多=江湖秋水多シ」〔→杜甫転じて、心・剣・鏡など、すべて清らかに澄みきったもののたとえ。

【秋天】🔗🔉

【秋天】 シュウテン 秋の空。▽「旻」は、天。「就中腸断是秋天=ナカンヅク腸ノ断ユルハコレ秋天」〔→白居易〕「衆星羅秋旻=衆星秋旻ニ羅ル」〔→李白秋の季節。『秋旻シュウビン』

【秋分】🔗🔉

【秋分】 シュウブン 二十四気の一つ。白露と寒露の間。陽暦で、九月二十三日ごろ。この日、昼夜の長さが等しくなる。

【秋禾】🔗🔉

【秋禾】 シュウカ 秋にとれる穀物。「豈知秋禾登、貧窶有倉卒=アニ知ランヤ秋禾ハ登レルニ、貧窶ニハ倉卒タルコト有リ」〔→杜甫

【秋気】🔗🔉

【秋気】 シュウキ 秋のけはい。「露下天高秋気清=露下リ天高クシテ秋気清シ」〔→杜甫気持ちがひきしまるようなけはい。きびしい性質。

【秋光】🔗🔉

【秋光】 シュウコウ 秋のけしき。秋の、日の光。「翦得秋光入巻来=秋光ヲ翦リ得テ巻ニ入レ来タル」〔→陸游秋にともす灯火の光。

【秋色】🔗🔉

【秋色】 シュウショク 秋のけしきや、けはい。

【秋成】🔗🔉

【秋成】 シュウセイ 穀物が秋になって成熟すること。「餠如盤大喜秋成=餠ハ盤ノゴトク大ニシテ秋成ヲ喜ブ」〔→陸游

【秋作】🔗🔉

【秋作】 シュウサク 秋の仕事。秋のとり入れのこと。「田家秋作苦=田家秋作苦シム」〔→李白

【秋声】🔗🔉

【秋声】 シュウセイ 秋を感じさせるような物音。秋風の音や木の葉の散る音など。「雨過百泉出、秋声連衆山=雨過ギテ百泉出デ、秋声ハ衆山ニ連ナル」〔→王安石

【秋芳】🔗🔉

【秋芳】 シュウホウ 秋に咲く花。特に菊のこと。

【秋冷】🔗🔉

【秋冷】 シュウレイ 秋のひえびえとする冷気。

【秋河】🔗🔉

【秋河】 シュウガ 天の河。〈類義語〉銀河。

【秋官】🔗🔉

【秋官】 シュウカン「周礼」の官名。六官の一つ。刑罰に関することをつかさどった。

漢字源 ページ 3186