【笑中刀】 ショウチュウノトウ 表面は笑っているが、内心に悪意をひめていること。〔→新唐書〕

【笑具】 ショウグ 笑いのたね。『笑資ショウシ・笑柄ショウヘイ』

【笑殺】 ショウサツ 大いに笑う。▽「殺」は、程度のはなはだしいことをあらわす助辞。笑って問題にしない。「撫掌迴頭笑殺君＝掌ヲ撫シ頭ヲ迴ラシテ君ヲ笑殺セン」〔→白居易〕

【笑納】 ショウノウ 人に贈り物をするときに、つまらない物だが、笑って受けとっていただきたいとへりくだっていうことば。

【笑傲】 ショウゴウ ＝笑敖。大声で、あなどって笑う。「詩成笑傲凌滄洲＝詩成リテ笑傲スレバ滄洲ヲ凌グ」〔→李白〕

【笑粲】 ショウサン 大いに笑うこと。▽「粲」は、白い歯をあらわすこと。

【笑語】 ショウゴ 笑いながら話す。『笑言ショウゲン』笑いさざめく声。「水閣風吹笑語来＝水閣風吹キテ笑語来タル」〔→呉偉業〕