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【傑】🔗🔉

【傑】 13画 人部 [常用漢字] 区点=2370 16進=3766 シフトJIS=8C86 【杰】異体字異体字 8画 火部 区点=5931 16進=5B3F シフトJIS=9E5E 《常用音訓》ケツ 《音読み》 ケツ/ゲチ〈ji〉 《名付け》 すぐる・たかし・たけし 《意味》 {動・形}すぐれていて高く人々の上に抜け出る。また、そのさま。〈類義語〉→桀ケツ。「傑出」 {名}ひときわ高くぬきんでたすぐれた人物。「豪傑」 《解字》 会意兼形声。桀ケツは「舛(両足)+木」の会意文字で、人間が両足を開いて高く木の上に登った姿を示す。高くかかげて目だつの意を含む。傑は「人+音符桀」で、高く抜け出た人の意。→桀 《単語家族》 掲ケイ(高く掲げる)碣ケツ(高く目だつ石碑)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【傑出】🔗🔉

【傑出】 ケッシュツ 多くのものに比べてずばぬけてすぐれる。

【傑作】🔗🔉

【傑作】 ケッサク 非常にすぐれたできばえの作品。

【傑物】🔗🔉

【傑物】 ケツブツ すぐれた人物。『傑士ケッシ』すぐれた物。

【傑俊】🔗🔉

【傑俊】 ケッシュン すぐれていてりっぱな人物。『傑儁ケッシュン』〈類義語〉俊傑。

【傑然】🔗🔉

【傑然】 ケツゼン 人よりも非常にすぐれているさま。

【傑魁】🔗🔉

【傑魁】 ケッカイ すぐれていて大きい。人物が非常にすぐれていてりっぱなこと。偉大な人物。

【傑黠】🔗🔉

【傑黠】 ケッカツ =桀黠。わる賢いこと。

【傲】🔗🔉

【傲】 13画 人部  区点=4894 16進=507E シフトJIS=98FC 《音読み》 ゴウ(ガウ)o〉 《訓読み》 おごる 《意味》 {動・名}何物にもとらわれず、ゆうゆうと楽しむ。また、そのような気持ち。「傲遊ゴウユウ」 {動・形}おごる。他に目もくれずにえらそうにする。また、相手に負けず堂々としているさま。「傲慢ゴウマン」「菊残猶有傲霜枝=菊ハ残リテ猶ホ霜ニ傲ル枝有リ」〔→蘇軾〕 《解字》 会意兼形声。敖ゴウは「出+放」の会意文字で、解放されて自由に出歩くことを示す。とらわれず堂々としているの意を含む。豪ゴウ(堂々とひいでたさま)ギョウ(堂々として背の高い人物)と同系のことば。敖は伸び伸びと大声を出すの意となったため、傲の字がその原義をあらわすようになった。傲は「人+音符敖」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 341