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【網】🔗🔉

【網】 14画 糸部 [常用漢字] 区点=4454 16進=4C56 シフトJIS=96D4 《常用音訓》モウ/あみ 《音読み》 モウ(マウ)/ボウ(バウ)〈wng〉 《訓読み》 あみ/あみする(あみす) 《意味》 {名}あみ。魚や鳥獣をとりこめ、または隠して見えなくするあみ。また、転じて広くあみの目状をなしたもの。〈同義語〉→罔モウ/ボウ。〈類義語〉→罟コ(しかけあみ)→羅ラ。「網罟モウコ」「蛛網チュウモウ(くものあみ)」 {動}あみする(アミス)。あみをうつ。あみにかけてとらえる。〈同義語〉→罔。「網民=民ヲ網ス」 {名}あみ。人間をひっかけてとりこにするもの。法律・義理・人情など。「世網セモウ(世の義理人情)」「法網」「天網恢恢、疎而不失=天網恢恢、疎ニシテ失ハズ」〔→老子〕 〔国〕あみの目のような組織をもって、広くひろがるもの。「鉄道網」 《解字》 会意兼形声。罔はもと、あみを描いた象形文字。網は「糸+音符罔モウ」で、かぶせて見えなくするあみ。または、目に見えにくくてかぶさるあみ。罔と同じ。 《単語家族》 亡(見えない)茫ボウ(見えない)などと同系。 《類義》 羅ラは、細糸であんだかすみあみ。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【網代】🔗🔉

【網代】 アジロ〔国〕ひのきや竹などを、網の目のように組みあわせたもの。垣根カキネ・風よけ・天井などに使う。冬、川の中に竹・木を組みつらねたものを入れ、網のかわりにして魚をとる装置。「網代車」の略。牛車ギッシャの一種。「網代」で、屋根や、わきを張った。アミシロ〔国〕漁獲高に対して配当される利益。

【網糸】🔗🔉

【網糸】 モウシ 蜘蛛クモのす。「莫捲竜鬚席、従他生網糸=捲クナカレ竜鬚ノ席、従セン他ノ網糸ヲ生ズルニ」〔→李白

【網虫】🔗🔉

【網虫】 モウチュウ 蜘蛛クモの別名。

漢字源 ページ 3442