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【芻】🔗🔉

【芻】 10画 艸部  区点=7177 16進=676D シフトJIS=E48D 【蒭】異体字異体字 13画 艸部 区点=7258 16進=685A シフトJIS=E4D8 《音読み》 スウ/シュ/ス〈ch〉 《訓読み》 まぐさ 《意味》 {名}まぐさ。刈ったわらや草をぐっと縮めて束ねたまぐさ。転じて、広く、牛馬の飼料として与えるほし草や、わら。「束芻ソクスウ」 {動・名}草を刈る。また、草を刈る人。「芻蕘スウジョウ」 {名}草を食う獣。「芻豢スウケン・スウカン」 《解字》 会意。「屮(くさ)の形+勹(つつんでしばることを示す)」を二つかさねて、ぐっと縮め束ねたくさをあらわす。 《単語家族》 束捉(ぐっとちぢめる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【芻米】🔗🔉

【芻米】 スウベイ 牛馬を飼うまぐさと、人を養う米。

【芻言】🔗🔉

【芻言】 スウゲン 草刈りのいうことば。民間人の意見。転じて、自分の意見をへりくだっていうことば。『芻議スウギ』

【芻狗】🔗🔉

【芻狗】 スウク・スウコウ〈故事〉わらでつくった犬の模型。祭りに用い、祭りが終われば捨てる。▽用があれば用い、用がすめば捨てることのたとえに用いる。「天地不仁、以万物為芻狗=天地ハ不仁、万物ヲモッテ芻狗ト為ス」〔→老子

【芻牧】🔗🔉

【芻牧】 スウボク 牛馬などを飼うこと。

【芻秣】🔗🔉

【芻秣】 スウマツ 牛馬の飼料としてのまぐさ。かいば。

【芻菽】🔗🔉

【芻菽】 スウシュク まぐさと豆。「力雖窮田疇、腸未飽芻菽=力ハ田疇ニ窮マルトイヘドモ、腸ハイマダ芻菽ニ飽カズ」〔→梅尭臣

【芻豢】🔗🔉

【芻豢】 スウケン・スウカン 草食の家畜(牛・羊など)と、穀食の家畜(犬・豚など)。▽「豢」は、小屋に入れて飼う家畜。「故理義之悦我心、猶芻豢之悦我口=故ニ理義ノ我ガ心ヲ悦バスハ、ナホ芻豢ノ我ガ口ヲ悦バスガゴトシ」〔→孟子

漢字源 ページ 3770