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【葛嶺】🔗🔉

【葛嶺】 カツレイ 山名。浙江セッコウ省杭州コウシュウ市の西湖の北にある。晋シン代、葛洪カッコウがここで仙薬センヤクをつくったという。

【葛藤】🔗🔉

【葛藤】 カットウ 葛クズと藤フジ。もつれあって処理しにくい物事のこと。〔仏〕心のまよい。▽禅家で、理解することのむずかしい公案にもたとえ、転じて、問答の意味にも用いる。

【葛洪】🔗🔉

【葛洪】 カッコウ〈人名〉晋シン代の学者。句容県(南京ナンキン市東方)の人。字アザナは稚川チセン、号は抱朴子ホウボクシ。乱世と家がらの低さに役人になることをあきらめ、道教を修行した。教理と処世の調和をはかって道教の教義を確立し、『抱朴子』『神仙伝』を著した。

【葛仙】🔗🔉

【葛仙】 カッセン〈人名〉三国時代、葛玄カツゲンのこと。呉ゴの人で不老不死の道を求め仙人になったという。

【葛天氏】🔗🔉

【葛天氏】 カッテンシ〈人名〉中国古代伝説上の帝王の名。理想的な帝王で、教化をせずに平和に天下を治めたという。

【葷】🔗🔉

【葷】 12画 艸部  区点=7256 16進=6858 シフトJIS=E4D6 《音読み》 クン〈hn〉 《意味》 {名}ねぎ・にらなど、においの強い菜。また、味のからい菜。「葷酒クンシュ」 {名}肉料理など、なまぐさいもののこと。 「葷允クンイン」「葷粥クンイク」とは、古代、中国北方に住んでいた種族の名。 《解字》 会意兼形声。「艸+音符軍(中にこもる、むれる)」。 《単語家族》 薫クン(においがこもる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【葷肉】🔗🔉

【葷肉】 クンニク においの強い野菜と、肉。『葷羶クンセン』

【葷辛】🔗🔉

【葷辛】 クンシン においの強い野菜と、からい味の野菜。仏家では避けて食べない。

【葷酒】🔗🔉

【葷酒】 クンシュ にら・ねぎなど、においの強い野菜と酒。ともに、仏家で避けるべきものとされる。「不許葷酒入山門=葷酒山門ニ入ルヲ許サズ」

漢字源 ページ 3804